遊戯三昧  (ゆげざんまい)

思いのまま。何ものにもとらわれず。いま、ここに、あることに没入すれば、またたのし。

この世にひとつだけの富士とわたし(2)セルフイメージの話

今回の静岡旅行の前には

仕事で東京に行っていて、

高校の同窓生が集まって、

ちょっとした飲み会でした。

 

話の流れで、なぜかわたし、

「学生のとき、私ってモテなかったよね?」と同級生に尋ねた。

 

なぜなら、若いころの私は

今より理屈っぽくて、

人に受け入れられるために

自分を変えようとか全然思っていなくて、

ということは、「モテるために

男性におもねるようなことは絶対しない、」

みたいなこだわりも変にあったんだと思う。

でも、そのくせ、何かと自信がなかったのよ、

・・・実のところは。

 

f:id:mantaray888:20160221233240j:plain

 

今だったら、とりあえず年も重ねて

「酸いも甘いも」知ってるということで、

周りにうまく合わせて、

「モテ」がその時必要なら、

臨機応変に誰にでも合わせまっせ!??

ぐらいの気持ち的な余裕は持っているつもり、なんだけどな。

 

だけど、思いのほか、

飲み会に出席した同級生男子からは

「おまえは十分モテてたよ!」

みたいなコメントをいただいて

「へえ~~~~?」

と最初はキツネにつままれたような気分だった。

 

飲み会だったので、

話題はあちらへ飛びこちらへ戻りしつつ、

いろんな話を同級生から聞いていくと、

「なんでわたしって、当時、

セルフイメージをそんなに低くもっていたんだろうなあ?」

とも感じたりした。

 

今のじぶんが、

若かった自分に声をかけてやるとしたら、

どうだろう。

なんて言うだろう?

 

「そうだね、いろいろと突っ張っていたい時期だったんだねえ。

なんやかんやと頑張っていたんだねえ。

バブル期に楽しそうにしていた、

ほかの女の子たちとは違うんだから!みたいに

肩肘はっていたんだねえ。」

 

ははぁ、ほんとうは

もっとちゃらちゃらして

楽しんでみたかったんじゃない?

・・・でも、できなかった。

 

「まあ、それもよかったんじゃないの。

つっぱって、得られたものもあったんじゃないの?

なんだかんだ言ってさ、

『レアカード』、みたいな希少な男子とつきあったりしてなかった?」

とかさ。

 

まあ、認めてあげましょうよ、

当時のじぶんも。

 

「親に褒められた記憶がない」から

「自信がなくて、

イザと言うとき、がんばれない」

みたいな言い訳もたまにしていたけど、

 

「べっつにいいじゃない。

親に大事にされてなかったわけじゃないし、

いつか、ほんとに火事場のバカぢからも

必要なときには出せるよ。」

とかさ。

f:id:mantaray888:20160221234205j:plain

 

そうこうしていたら、

今現在のじぶんの

セルフイメージも上がってきた気がして、

子どもにも主人にも

大事にされたような気がする、この週末。

 

こうらくじ社長、こたろう君も、

「ママさまにインタビュー。」とかいう、

こうらくじのエンターテイメントプログラムを考案してくれたのよ。

『ママさま』ってなあに?って聞いたら、

「こうらくじ社長のお母さんのお言葉をみんなに紹介させていただく」

みたいな企画なんだって。

そう、「旅館こうらくじ」には、ホールが併設されてるのよ。

 

なんかすごいなあ。

「ママさま」には、旅館こうらくじの最上階に、

露天風呂付きのVIP専用ルームを用意してくれるんだって。

 

とまあ、セルフイメージが上がると、

すごいことが起こりそうだなあ、って話。

 

 大なり小なり、

人は自己肯定と自己否定のあいだを

揺れ動いて生きていくもの。

 

「謙遜が美徳」とそだてられてきた、

わたしたち日本人の多くは、

自分を「すごくない」と思っておくほうが

「安心」できるように、調教されてきたんだよね。

 

だからそれを差し引いたくらいは、

もっとじぶんを認めてあげたら

いいんじゃない?

 

それでも、あの自信満々で

チョー自己主張してくる、

どこぞの国の人たちと比べたら、

全然足りないってば。

 

そんなわけで、

『ママさま』は高級料理旅館のVIPルームを

息子がプレゼントしてくれるというので、

みなさま、遠慮なく遊びに来てね!

(今日も冴え渡る妄想力でしょ。)

だって、「言うのはタダ」だからさ。